軽井沢ハウス物語-バックナンバーVOL_002
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恋愛とエロティシズム・。・。作家:山口路子の「軽井沢ハウス物語」・。・。
・。・。・。イメージは・。・。・。 北フランスの田舎家・。・。・。・。

限られた予算でどこまでこだわれるのか。どこまでできるのか。
何を捨てて何を取るのか。

「お金をかけずに、優雅に暮らす!」ライフスタイルを目指す
山口路子の家づくり&インテリアマガジン。

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軽井沢の片隅にたたずむ、一軒家。
北フランスの田舎家風の外観に魅せられて、あなたが訪ねていらっしゃいました。
ようこそ!

はじめまして。山口路子です。どうぞゆっくりなさっていってくださいね。

完成したばかりのこの家は、「軽井沢に合った家」
を目指してつくられました。
ポイントは2つ。
ひとつは、軽井沢の風土に適合していること。
もうひとつは、「美」的観点から軽井沢の風景に合っていること。

もちろん、さまざまなこだわりもありますから、
あなたが軽井沢とは縁のないところに住んでいたとしても、
家づくりやインテリアに興味があるなら、
きっと楽しんでいただけると思います。

どこまであなたの共感を得られるか、
卒倒しそうなほど不安ではありますが、
勇気を出して、さあ、さっそくご案内をしましょう。

まずは、明るいうちに家の外側をご覧になっていただきましょうか。
陽が落ちると、とたんに冷えますからね。
さあ、こちらです。

…といったかんじで、このマガジンは、あなたに私の家を
ご案内するかんじで進めてまいります。
だめよ、途中で帰るなんて言わないでね。
どうぞよろしく。
☆メールはこちらまで
muse@angel.ne.jp
☆山口路子の公式サイト「ギャラリーカフェ・ミューズ」はこちら
http://www.angel.ne.jp/~muse/

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第2話 「建築士さんとの結婚ライフ」 2004.1.10

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建築士さんとの結婚ライフ

ちょっとここで、私の熱愛パートナー(だった、と過去形にすべきでしょうね、彼には彼の人生が…)、
丸山さんをご紹介しましょう。

設計から家ができるまですべてを担当してくださった方で、8ヶ月間、私たちはまるで夫婦のように、
いえ、それ以上に濃密な時間を持ちました。
(丸山さんが同じように思っているかどうかは、大いに大いに疑問ですが)

はじめに私は彼と約束をしました。
浮気はぜったいしません。
じゃなくて、

「2000万で、軽井沢ならではの、素敵な家をつくりましょう」と。

もちろん、私の要望を取り入れてのこの金額は、破格。
はっきり言って無茶、だったようです。

なので、私は、

夜は娼婦のようになります。

じゃなくて、
完成後は3年間モデルルームとして使用すること、完成した家の写真を雑誌等に掲載すること、
取材協力、などをお約束したのです。
はい。
これは「契約」と呼ばれる形ですね。

ですから、丸山さんとしては、なんとか2000万以内で、魅力的な家をつくらないといけない。
今、ふりかえっても、たいへんだったのだろうと思います。
嫁、姑の狭間で、
じゃなくて、
つぎつぎと私が提案する「難題」(基礎石貼りは好例です)と、予算との狭間で、彼は何度「離婚」
を考えたことでしょう。
「ええい、こんな女とはもう別れてやるっ」
…涙。。。

ああ、けれど、彼はなんとかやりとげてくれました。
それはおそらく、私への愛…(あら、失礼)、じゃなくって、「軽井沢ハウス」に対する愛情が、
なんとしても、いい家をつくってみせるぞおっ、という情熱が、可能にしたことだと私、今でも
信じています。
(株)丸栄建設-アートハウジング
丸山輝彦氏
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パートナーとの相性が命

と「家づくりのパートナー」は、建築会社によって、私のように建築士さんであったり、あるいは
現場監督さんであったり、あるいは、営業マンであったりさまざまでしょう。

なにより大切なのは、そのパートナーとの「相性」です。
相性は微妙ですから、仮に「いまひとつ」だったとしたら、それはさっさとあきらめて、パートナーを
「信頼」できるかどうか、に賭けましょう。

建材よりなにより、これは大切なこと。
家づくりを終えてみての、実感です。

そして私の勘は、幸運にも当たっていました。
私はひねているので、「建築会社の人間を信用してはいけない」なんて思っていたわけですが、はじめて丸山さんにお会いして、話をするなかで、こう思ったのです。

「まだよくはわからないけど、いままでに100人の女を泣かせて
きたかもしれないけれど、少なくとも、このひとは、私を騙した
りしない」

それから、何度かお会いして、私は丸山さんへの信頼を深めました。まず、彼は「はったり」とは無縁のひとでした。
とても謙虚で、かといって、マイナス思考でもない。

「こんな家をつくりたいんですうっ」という私の夢のような話を、興味深そうに聞いてくれて、「面白そうだ、やってみましょう」とい相槌をうってくれました。
大風呂敷をひろげることが一度もなく、マイナスの発言もありません。

ちょっとここで、キメさせてください。エコーなど効かせられるといいのですが。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
私は彼に賭けた。
軽井沢に数多く存在する建築会社のなかで、
アートハウジングという会社を選んだのではなく、
丸山輝彦という、ひとりの建築士を選んだのだ。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


…なんちゃって。


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まぐまぐ