軽井沢ハウス物語-バックナンバーVOL_006
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恋愛とエロティシズム・。・。作家:山口路子の「軽井沢ハウス物語」・。・。
・。・。・。イメージは・。・。・。 北フランスの田舎家・。・。・。・。

限られた予算でどこまでこだわれるのか。どこまでできるのか。
何を捨てて何を取るのか。

「お金をかけずに、優雅に暮らす!」ライフスタイルを目指す
山口路子の家づくり&インテリアマガジン。

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軽井沢の片隅にたたずむ、一軒家。
北フランスの田舎家風の外観に魅せられて、あなたが訪ねていらっしゃいました。
ようこそ!

はじめまして。山口路子です。どうぞゆっくりなさっていってくださいね。

完成したばかりのこの家は、「軽井沢に合った家」
を目指してつくられました。
ポイントは2つ。
ひとつは、軽井沢の風土に適合していること。
もうひとつは、「美」的観点から軽井沢の風景に合っていること。

もちろん、さまざまなこだわりもありますから、
あなたが軽井沢とは縁のないところに住んでいたとしても、
家づくりやインテリアに興味があるなら、
きっと楽しんでいただけると思います。

どこまであなたの共感を得られるか、
卒倒しそうなほど不安ではありますが、
勇気を出して、さあ、さっそくご案内をしましょう。

まずは、明るいうちに家の外側をご覧になっていただきましょうか。
陽が落ちると、とたんに冷えますからね。
さあ、こちらです。

…といったかんじで、このマガジンは、あなたに私の家を
ご案内するかんじで進めてまいります。
だめよ、途中で帰るなんて言わないでね。
どうぞよろしく。
☆メールはこちらまで
muse@angel.ne.jp
☆山口路子の公式サイト「ギャラリーカフェ・ミューズ」はこちら
http://www.angel.ne.jp/~muse/

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第6話「アートしちゃった面格子とポスト」

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目指せ! バックシャン

あら、お気づきになりました?
なんて、わざとらしいですね。
窓の装飾。
お願い。自慢させて。

素敵でしょう?

ふつう、面格子といえば、味気ないものです。

けれど、我が家は、北側(家の裏側)が公道に面しているので、
「バックシャン」になる必要がありました。
ですから、「できれば、アイアンの装飾的なものがいいわ♪」と夢いっぱいに、しかもお気楽に
考えていたのですが、とんでもございません。あなた。
「アイアンの装飾的なもの」って、とっても高いんですね。
南フランスの家ブームで、アイアンの面格子をつくっている会社はいくつもあるのですけど、
予算に見合ったものが、皆無。

一つの窓に10万もかけていられません。そんなお金、どこにあるっていうのよ(と、誰に怒ってんの)。

雑誌やらネットやらで、何ヶ月も探したのですが、どうしても見つからない。
これはもうダメか、普通の味気ないので我慢するしかないのか、いいえ! だったらいらないっ!
美しくないもんっ。

と、最後にはふてくされるところまでいったところで、私の頭に、ある人のことが浮かびました。
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野本氏登場

それは、軽井沢在住の彫金作家、野本氏。ぴかぴかーっ。
「そうだ、彼に相談してみよう」
私は早速電話をかけました。
そして、私の思っていることを伝えました。

1) 家の雰囲気に合った面格子が欲しい。
2) そして予算はかなり低い。
3) わがままでごめんなさい。


この三点です。
すると野本氏は、「それはすごく低い予算ですね。でも、おもしろそうだ。デザインしてみましょう」
とおっしゃってくださいました。
そして、ほら、こんなに素敵なのを作ってくださったのです。

「軽井沢ハウス」というからには、「軽井沢」色を出したかった。
ということもあり、軽井沢在住の作家さんの「作品」を取り入れることができたのは、ほんとうに
良かったと思っています。



自分なりの美意識にこだわること

軽井沢にかぎらず、世の中には、個性的なデザインのモノづくりをしている作家さんが多く
いらっしゃいます。
私は、家づくりのさまざまな場面で、モノづくりの作家さんにもっともっと活躍して欲しいと
思っています。

彼らが活躍するためには、何が必要か。
それは、じゃーん。
「オーダー」です。
家を作る人が彼らにさまざまなモノをオーダーすればいいのです。

個性的な家を作るために。どこにでもある家ではなくて、自分だけの家を作るために。

性能とか構造とか、もちろん大切ですけれど、それと同じくらい、
「自分(なり)の美意識」にはこだわるべきです。
だって、毎日目にするものなのですから。

ほら、このポストも、いかがですか?



傘かけがついたオリジナルポスト

このポストも野本さんにデザインをお願いしました。
じっさいに作ってくださったのは、野本さんのご友人の
坂本武人氏です。

傘をかけられるようにもなっていて、とっても便利。
ホームセンターで売られているポストよりはちょっと高かったけれど、
オリジナルデザインで、すべてアイアン。
満足しています。



*野本氏には、ダイニングの照明もお願いしました。
このお話はまた、後ほど…。

★野本博史氏について、その作品、ちょこっとご覧になれます。
「軽井沢の窓」から「クラフトギャラリー」「彫金」をクリックして
くださいね。
http://www.karuizawa-mado.com/index2.htm

(次号に続きます)

★次号予告
第2章-玄関・ホール 「赤いドアには夢がある」
お楽しみに!

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