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■■■軽井沢ハウス物語-バックナンバーVOL_011■■■ |
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恋愛とエロティシズム・。・。作家:山口路子の「軽井沢ハウス物語」・。・。
・。・。・。イメージは・。・。・。 北フランスの田舎家・。・。・。・。
限られた予算でどこまでこだわれるのか。どこまでできるのか。
何を捨てて何を取るのか。
「お金をかけずに、優雅に暮らす!」ライフスタイルを目指す
山口路子の家づくり&インテリアマガジン。
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軽井沢の片隅にたたずむ、一軒家。
北フランスの田舎家風の外観に魅せられて、あなたが訪ねていらっしゃいました。
ようこそ!
はじめまして。山口路子です。どうぞゆっくりなさっていってくださいね。
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完成したばかりのこの家は、「軽井沢に合った家」
を目指してつくられました。
ポイントは2つ。
ひとつは、軽井沢の風土に適合していること。
もうひとつは、「美」的観点から軽井沢の風景に合っていること。
もちろん、さまざまなこだわりもありますから、
あなたが軽井沢とは縁のないところに住んでいたとしても、
家づくりやインテリアに興味があるなら、
きっと楽しんでいただけると思います。
どこまであなたの共感を得られるか、
卒倒しそうなほど不安ではありますが、
勇気を出して、さあ、さっそくご案内をしましょう。
まずは、明るいうちに家の外側をご覧になっていただきましょうか。
陽が落ちると、とたんに冷えますからね。
さあ、こちらです。
…といったかんじで、このマガジンは、あなたに私の家を
ご案内するかんじで進めてまいります。
だめよ、途中で帰るなんて言わないでね。
どうぞよろしく。
☆メールはこちらまで
muse@angel.ne.jp
☆山口路子の公式サイト「ギャラリーカフェ・ミューズ」はこちら
http://www.angel.ne.jp/~muse/
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第3章 ダイニング 。・。・。・。・salle _ manger
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第11話 「明るい部屋と薄暗い部屋」
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■■■明るくないと嫌ですか■■■
はい、玄関ホールのドアを開けると、ダイニングルームです。
「落ち着いたかんじ」?
みなさん、そうおっしゃいます。
たぶん、それは薄暗いからではないでしょうか。
ダイニングに隣接したリビングを覗いてもらえば、よくわかって
もらえると思いますが、我が家のダイニング、そしてリビングは、
おそらく普通のお宅にくらべて、暗いと思います。
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なぜなら、私が薄暗い部屋が好きだから。
というと、まるで性格が暗いようですが、その通りです。
いえ、まじめにお話しましょう。
まず、「北フランスの田舎家」をつくる、と決めたとき、
イメージしたことの一つに、「明暗くっきりはっきりの空間
をつくりましょう」がありました。

ちょっと説明が難しい(けど、がんばる)。
■■■たかが窓、されど窓■■■
軽井沢は冬が長く厳しいですから、できるだけ高断熱にする必要がありました。
いまや窓もペアガラスは当然で、かなりの断熱効果が期待できるようですが、
それでもやはり壁に比べれば、熱の逃げる率は高い。
これは丸山さんが、幾度となくおっしゃったことですが、
おもいきり納得できました。
分厚い壁と窓。こりゃ、シロウト目にも明らかです。
私がそれまで住んでいた家は、別荘仕様でしたので、窓がたいへん大きく
とられていました。
もちろん、庭の緑がばーんと見渡せて、夏はそれはそれは素敵でしたけど、
冬は凍えるほどに寒かった。
夕暮れになるのを待ちかまえて、雨戸を閉めるほどに、暖めても暖めても
熱が外に逃げてしまうのでした。
そんな経験をしていましたので、自分が家を建てるときは、ぜったい窓は
小さくっ。
これはほとんど脅迫観念に近かったとおもいます。
窓を小さくすれば、薄暗くなるのは自然の摂理。
だからなのか、冬の寒さが厳しい北ヨーロッパの家は、
私が知る限り、薄暗い家が多いのです。
大切な家具を日焼けから守るということもあるのでしょうけど。
■■■まばゆいほどに明るい部屋だってあるのよ■■■
ただ、家全部がどよよーん、と薄暗いのも気味悪いですから、
一部屋だけ、すっかーん、太陽燦々♪ の部屋をつくりました。
それがダイニングに隣接しているサンルームです。
こちらのお話はまたのちほど詳しくしますけれど、ここだけはまぶしいほどに明るい。
明るさが欲しい時は、サンルームに行けばいいわけです。
じっさい、朝はやはり爽やかに迎えたいもの。
朝食はサンルームでとっています。
サンルームとダイニングを仕切るドアは、断熱ばりばりのサッシが入っていますので、
夜はクローズして、カーテンをしゃーっと閉めてしまえば、とっても暖かに部屋を
保てるというわけです。
このへんのイメージがいかに早くから私の頭にあったかは、
設計に入る前段階で、自ら作成した、へたくそな間取り図に
表れているのです。
恥を覚悟で公開します。どうぞご覧になってください。

(次号に続きます)
お楽しみに!
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