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■■■軽井沢ハウス物語-バックナンバーVOL_012■■■ |
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恋愛とエロティシズム・。・。作家:山口路子の「軽井沢ハウス物語」・。・。
・。・。・。イメージは・。・。・。 北フランスの田舎家・。・。・。・。
限られた予算でどこまでこだわれるのか。どこまでできるのか。
何を捨てて何を取るのか。
「お金をかけずに、優雅に暮らす!」ライフスタイルを目指す
山口路子の家づくり&インテリアマガジン。
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軽井沢の片隅にたたずむ、一軒家。
北フランスの田舎家風の外観に魅せられて、あなたが訪ねていらっしゃいました。
ようこそ!
はじめまして。山口路子です。どうぞゆっくりなさっていってくださいね。
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完成したばかりのこの家は、「軽井沢に合った家」
を目指してつくられました。
ポイントは2つ。
ひとつは、軽井沢の風土に適合していること。
もうひとつは、「美」的観点から軽井沢の風景に合っていること。
もちろん、さまざまなこだわりもありますから、
あなたが軽井沢とは縁のないところに住んでいたとしても、
家づくりやインテリアに興味があるなら、
きっと楽しんでいただけると思います。
どこまであなたの共感を得られるか、
卒倒しそうなほど不安ではありますが、
勇気を出して、さあ、さっそくご案内をしましょう。
まずは、明るいうちに家の外側をご覧になっていただきましょうか。
陽が落ちると、とたんに冷えますからね。
さあ、こちらです。
…といったかんじで、このマガジンは、あなたに私の家を
ご案内するかんじで進めてまいります。
だめよ、途中で帰るなんて言わないでね。
どうぞよろしく。
☆メールはこちらまで
muse@angel.ne.jp
☆山口路子の公式サイト「ギャラリーカフェ・ミューズ」はこちら
http://www.angel.ne.jp/~muse/
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第3章 ダイニング 。・。・。・。・salle _ manger
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第12話「ある日の飲み会から生まれた、自慢の梁(はり)」
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■■■一番の自慢は、思い入れたっぷりの梁■■■
さてさて、それではダイニングルームの自慢どころをご紹介しましょう。
まずは、やはり天上を見上げていただきましょう。
この、梁のしぶいことといったら。
毎日目にするたびに、いい味だしているわん♪ と悦んでいるのは、この私です。
しみじみ…。しみじみ…。
あ、ひとりで「しみじみ」しちゃってごめんなさいね。
この梁ひとつとっても、そこには「物語」があるものですから、
いちいち思い出にひたってしまうのよ。
あの日あの時、お酒を飲まなかったなら、この梁はかっきーんと四角い
味気ないものになっていた…。
そう思うと感無量(ほんとうにひっぱたきたいほど大げさだわね)。
それでは、思い出ほのぼの「梁物語」をいたしましょう。
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■■■家づくりは「恋」のよう■■■
設計がほぼ完成し、さて、いよいよ建てるぞー、というあたりで、
私たちは丸山さんにお願いしました。
「我が家をつくってくださる大工さんにお会いして
ゆっくりお話をしたいのですが」
別に面接をしようなんて生意気なことを考えたのではありません。
設計とは別のところで、実際に家をつくる方に、私のイメージを伝えておきたいと思ったのです。
これから数ヶ月、ちょくちょく顔を合わせ、濃密な時を持つことになる方のことをよく知りたい、
そして私のことも知って欲しい。
…まるで恋のようだわ。
さて、そんなこんなで、春のある夜のこと、軽井沢駅近くのお好み焼きがとっても美味しいお店で、
「軽井沢ハウス」主要メンバーが、はじめて顔をそろえることになりました。
棟梁の山田さん、親方の清水さん、そして現場監督の酒井さん、丸山さん、私の夫、私の娘(これは
グリコのおまけちゃん)、計7名。
私と夫としては、このような会をもつことは、いたって当然、との考えだったのですが、
いわゆる「施主」と「設計士さん」と「大工さん」と「現場監督」が
家を作る前に、「よっしゃあ、いい家を作ろうぜ、えい、えい、おーっ」を
するというのは、大変珍しいことのようです。
なんでだろう?
一番大事なことのように思うのに。
だって、家作りで大切なことって、いかに自分のイメージを作り手に伝えるか、
じゃないの?

■■■コミュニケーション不足で「失敗」するなんて、もったいない■■■■
私はものごとの裏側を見るのが大好きな、あまりひとには好まれない性質なので、
いわゆる「家作り失敗談」には、雑誌、ネットを通して、多くに目を通しました。
さまざまな失敗例がありましたが、その多くの根本にあるものは、ただひとつ。
さて、ここでクイズです。
いったいそれはなんでしょう?
こたえ。
はい、それは「コミュニケーション不足」です。
これにつきるように思います。
こんなはずじゃなかった。
マルと言ったのにサンカクになってる…
などなど、すべてはコミュニケーションが足りないことからきているように思えるのですが
いかがでしょう?
それからもうひとつ。
私と夫が、事前に大工さんたちと親交を結びたかった理由として、
「大工さんの腕を活かした家にしたい」というのが
ありました。
これは主に夫の希望でしたが、テレビでよく目にする「匠の家」のように、
彼らプロの技を活かした家作りをしたいと思ったのです。
ですから「お好み焼き」を食べながらの顔合わせには、
それを伝えたいという目的もあったのです。
そして、この会、ほんとうに、ほんとうにやってよかったっ。
と、心の底から思えるようなことがあったのです。
(次号に続きます)
「過酷な作業と筋肉痛と尊敬と」
お楽しみに!
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