軽井沢ハウス物語-バックナンバーVOL_016
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恋愛とエロティシズム・。・。作家:山口路子の「軽井沢ハウス物語」・。・。
・。・。・。イメージは・。・。・。 北フランスの田舎家・。・。・。・。

限られた予算でどこまでこだわれるのか。どこまでできるのか。
何を捨てて何を取るのか。

「お金をかけずに、優雅に暮らす!」ライフスタイルを目指す
山口路子の家づくり&インテリアマガジン。

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軽井沢の片隅にたたずむ、一軒家。
北フランスの田舎家風の外観に魅せられて、あなたが訪ねていらっしゃいました。
ようこそ!

はじめまして。山口路子です。どうぞゆっくりなさっていってくださいね。

完成したばかりのこの家は、「軽井沢に合った家」
を目指してつくられました。
ポイントは2つ。
ひとつは、軽井沢の風土に適合していること。
もうひとつは、「美」的観点から軽井沢の風景に合っていること。

もちろん、さまざまなこだわりもありますから、
あなたが軽井沢とは縁のないところに住んでいたとしても、
家づくりやインテリアに興味があるなら、
きっと楽しんでいただけると思います。

どこまであなたの共感を得られるか、
卒倒しそうなほど不安ではありますが、
勇気を出して、さあ、さっそくご案内をしましょう。

まずは、明るいうちに家の外側をご覧になっていただきましょうか。
陽が落ちると、とたんに冷えますからね。
さあ、こちらです。

…といったかんじで、このマガジンは、あなたに私の家を
ご案内するかんじで進めてまいります。
だめよ、途中で帰るなんて言わないでね。
どうぞよろしく。
☆メールはこちらまで
muse@angel.ne.jp
☆山口路子の公式サイト「ギャラリーカフェ・ミューズ」はこちら
http://www.angel.ne.jp/~muse/

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第3章 ダイニング 。・。・。・。・。・。・。・。

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第16話
「蛍光灯の消滅熱灯への偏愛」

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ここで、我が家の「照明」についてお話しましょう。

我が家、つまり「軽井沢ハウス」には、「蛍光灯」が一つもありません。
すべて「白熱灯」。
理由は単純、私の好みです(またしても)。

だって、私は蛍光灯が大嫌い。

なぜなら「蛍光灯」は「しらけた気分」を誘発する、と信じているからで、
照明を決める段になって、ダーリン・丸山さんにきっぱりと言ったものです。

「蛍光灯を使うくらいならカマドウマをペットにしますっ」

*注*カマドウマ=軽井沢に来て初めて出会った、この世のものとは思えない気味の悪い姿をした虫。
とくに、陸上選手のように盛り上がったふくらはぎが許せない。

いえ、ほんとはそんなこと言うわけがありません。

ちゃんと「私は蛍光灯が嫌いです」と、普通にお伝えしました。

丸山さんは「そうですか」とうなずきました。

が、この時点で、彼の頭の中は、
「山口さんは蛍光灯が好きじゃないんだな」
くらいの認識しかなかったようです。

だって、次のような会話が。

「キッチンは明るい方がいいですから、ここは蛍光灯を使いますよね?」

「いいえっ」

「二階の納戸の中は、蛍光灯でいいですよね?」

「いいえっ」

「すると、洗面台も蛍光灯なしで?」

「もちろんっ」

「じゃあ、この家にはひとつも蛍光灯がないことになりますか?」

「そのとおりーっ」

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というわけで、丸山さんの
「それじゃあ、暗くね〜か〜?」
的な不安を無視する形で、蛍光灯は排除されました。
めでたしめでたし。

今、実際に生活してみて、不都合はありません。
しらけた灯りがないことに、私は安心して日々を過しています(過剰表現あり)。



さて、それで、メインは天井のダウンライトとし、絵を飾る予定の壁には、
スポットをとりつけました。

そのほかには、階段やトイレ、リビングなど、ところどころにウォールライトを。
リビング、ダイニングにはシャンデリアをつけることになりました。



でも、丸山さんに見せていただいた照明カタログのなかには、気にいったものがありません
(だって、みんなピカピカにキレイなのよ)。

そこで、私はネットで検索をし、「オールドフレンド」に、たくさんアンティークっぽい
照明があることを発見、一番近いところはどこかと調べて、群馬県にある「ジョイフル本田」
のなかに「オールドフレンド」があることを知り、
ダーリン丸山さんにおねだりをして、
一緒に「お買い物」をしてもらうことにしたのです(夫も一緒だったわよ、念のため)。



★次号予告
「照明を見上げ続けて、三時間」
お楽しみに!

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まぐまぐ