軽井沢ハウス物語-バックナンバーVOL_024
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恋愛とエロティシズム・。・。作家:山口路子の「軽井沢ハウス物語」・。・。
・。・。・。イメージは・。・。・。 北フランスの田舎家・。・。・。・。

限られた予算でどこまでこだわれるのか。どこまでできるのか。
何を捨てて何を取るのか。

「お金をかけずに、優雅に暮らす!」ライフスタイルを目指す
山口路子の家づくり&インテリアマガジン。

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軽井沢の片隅にたたずむ、一軒家。
北フランスの田舎家風の外観に魅せられて、あなたが訪ねていらっしゃいました。
ようこそ!

はじめまして。山口路子です。どうぞゆっくりなさっていってくださいね。

完成したばかりのこの家は、「軽井沢に合った家」
を目指してつくられました。
ポイントは2つ。
ひとつは、軽井沢の風土に適合していること。
もうひとつは、「美」的観点から軽井沢の風景に合っていること。

もちろん、さまざまなこだわりもありますから、
あなたが軽井沢とは縁のないところに住んでいたとしても、
家づくりやインテリアに興味があるなら、
きっと楽しんでいただけると思います。

どこまであなたの共感を得られるか、
卒倒しそうなほど不安ではありますが、
勇気を出して、さあ、さっそくご案内をしましょう。

まずは、明るいうちに家の外側をご覧になっていただきましょうか。
陽が落ちると、とたんに冷えますからね。
さあ、こちらです。

…といったかんじで、このマガジンは、あなたに私の家を
ご案内するかんじで進めてまいります。
だめよ、途中で帰るなんて言わないでね。
どうぞよろしく。
☆メールはこちらまで
muse@angel.ne.jp

☆山口路子の公式サイト「ギャラリーカフェ・ミューズ」はこちら
http://www.angel.ne.jp/~muse/


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第4章 リビング 。・。・。・。・。・。・。・。

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第24話「本物の炎が欲しい! ストーヴ物語」


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本物の炎を求めて

もう、軽井沢といえば、とにかく、長い冬をいかに快適に過ごすか、これが
最重要課題となります。

二年間の賃貸暮らしのなかで、いやというほど、暖房設備&機密性の重要さを
思い知らされた私は、ストーヴに関して、並々ならぬ執念を持っていました。

ところで、軽井沢といえば、薪ストーヴです。

「これ以外は邪道です。
薪ストーヴのない家なんて、まるで、にんにくの入っていないペペロンチーノ」

と、「軽井沢ライフ with 薪ストーヴ」を満喫している人は、たいてい、
思っているのではないでしょうか。

しかし、私たちは最初から、薪ストーヴという頭がありませんでした。

理由ですか?

私も夫も、薪を用意するのが面倒だからです。
どこかから木を調達してきて、薪割りをして、ひと冬越せるだけの、薪を
ストックしておく、なんて、考えただけで、くたくた。
誰がなんと言っても無理です。
買うという手もありますが、薪は買うと高いのです。

でも、やっぱり炎は欲しいわよね。
そう、本物の炎がリビングで揺れていたら、素敵よね。

そこで、探しました。インターネットを駆使して、「薪じゃないけど、炎が見える
ストーヴ」を探したのです。

んなのあるわけないじゃないのよ。
と思いつつ。

そして、そこで出会ったのが、「ペレット・ストーヴ」。

あったのでした。
探していたものが。
うそみたいだけど。

ペレットとは、「製材の木くず、流木などを粉にし水分を飛ばして固め、
粒状にしたもの。



これを燃やすので、本物の炎が見られるわけです。
そのほかにも、「ペレット・ストーヴったら、私のためにあるのでは?」
と思えるような特徴がいっぱいでした。
次のような感じです。

♪)暖かさは灯油ストーヴの3倍。有効暖房面積60畳以上
♪)FF方式による安心・安全な暖房
♪)抑えられたランニングコスト。時間当たり薪ストーヴの三分の一以下
♪)お手入れ簡単
♪)室内へのすす等の排出はゼロ、健康を損なわない


実は、ネットで、このストーヴを見つけたのは夫だったので、
私は彼の手柄を褒め称えました。

「あなたは、普段はまったく何もしないけれど、これを見つけただけで、
家作りへの使命を果たしたといえるわねっ」


そして、さっそく、ダーリン丸山さんにペレットのことを相談しました。
さすがは柔軟な丸山さん、「いいですねえ」と、話はとんとん拍子にすすみ、
北軽井沢まで出かけて、実際のストーヴを見てきたうえで、
我が家のストーヴは、このペレットに決定したのでした。

このペレット、「なんちゃって暖炉」などと言われ、からかわれることも
多いですが(命名は私)、真冬は大活躍です。
なにより、ほんとうにお手入れが簡単なのが気に入ってます。
そして、やはり、本物の炎のもつ力は素晴らしい。

 
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レンガだって、デザインしたのよ

それで、ペレットを置くところに、レンガを貼ろうということに
なりました。いえ、貼りたい、と言ったのは私なのですが。
このレンガをいかにデザインするか、ここも大切なコーナーなので、
気が抜けませんでした。

ストーンデッキ、基礎石貼りで登場した山本さんと、現場監督の
酒井さん、そして私の三人で、あーでもない、こーでもない、と
レンガを並べて、決めていきました。

かちっとしたのは嫌だったので、わざと崩してあります。
そして、レンガとレンガの間の白い部分は、これまたわざと
はみ出した感じで、仕上げてもらいました。



小窓・マジック!

そして、

ペレットの炎よ、天までとどけ!

じゃなくて、

二階まで暖めてね。

というわけで、
二階部分に暖気がいくように、小窓をつけました。

これぞ名づけて小窓マジック!

褒めてあげてよ、みちこ。

と、ひとり舞い上がるくらいの、
我ながらナイス・アイデアです。


おかげで、我が家には二階に暖房がないのですが、
これだけで、充分暖いのでした。



何を削っても、床暖房

ところが、このペレット・ストーヴは、いわば補助暖房として
使っているのです。
というのも、サンルームを除く一階部分には、床暖房を
入れたからです。

床暖房。
これも、最後の最後まで迷ったのですが、

入れてよかったー!よかったのよー!

と、絶叫したいほどに快適。

ペレットなしで過ごせるくらいに暖かいです。

私のばかばかばか。
迷ったりしてごめんね、床暖房さん。
暖房は、ぜったい、床暖房。

そうです。
基本は床暖房+楽しみ&補助のペレット、

これで決まりです!




★次号予告
「リビングのお気に入りコーナーあれこれ」
お楽しみに!


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まぐまぐ