軽井沢ハウス物語-バックナンバーVOL_027
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恋愛とエロティシズム・。・。作家:山口路子の「軽井沢ハウス物語」・。・。
・。・。・。イメージは・。・。・。 北フランスの田舎家・。・。・。・。

限られた予算でどこまでこだわれるのか。どこまでできるのか。
何を捨てて何を取るのか。

「お金をかけずに、優雅に暮らす!」ライフスタイルを目指す
山口路子の家づくり&インテリアマガジン。

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軽井沢の片隅にたたずむ、一軒家。
北フランスの田舎家風の外観に魅せられて、あなたが訪ねていらっしゃいました。
ようこそ!

はじめまして。山口路子です。どうぞゆっくりなさっていってくださいね。

完成したばかりのこの家は、「軽井沢に合った家」
を目指してつくられました。
ポイントは2つ。
ひとつは、軽井沢の風土に適合していること。
もうひとつは、「美」的観点から軽井沢の風景に合っていること。

もちろん、さまざまなこだわりもありますから、
あなたが軽井沢とは縁のないところに住んでいたとしても、
家づくりやインテリアに興味があるなら、
きっと楽しんでいただけると思います。

どこまであなたの共感を得られるか、
卒倒しそうなほど不安ではありますが、
勇気を出して、さあ、さっそくご案内をしましょう。

まずは、明るいうちに家の外側をご覧になっていただきましょうか。
陽が落ちると、とたんに冷えますからね。
さあ、こちらです。

…といったかんじで、このマガジンは、あなたに私の家を
ご案内するかんじで進めてまいります。
だめよ、途中で帰るなんて言わないでね。
どうぞよろしく。
☆メールはこちらまで
muse@angel.ne.jp

☆山口路子の公式サイト「ギャラリーカフェ・ミューズ」はこちら
http://www.angel.ne.jp/~muse/


・・。・。・ こんにちは。 山口路子です 。・。・。・

 
お元気ですか?

昨日は、夕刻に雷雨が。
有線放送(というのがあるのです、軽井沢には)で、
「大雨警報が出ました」
なんて、知らされて、わくわくどきどき。

数分もしないうちに、
ものすごい雷と、大雨、それから、大粒のヒョウ!

4月に軽井沢に越してきたばかりの妹は、
興奮してビデオ撮影、子供たちは雷の音に怯えながらも、
目はヒョウに釘付け。

妹と私と、子供たち三人は、まるで山小屋に取り残された
人々のように、身を寄せ合って、嵐が過ぎるのを
待ったのでした。

それでは軽井沢ハウス物語、今日はキッチンの続きです。
どうぞ最後までお楽しみください。

さて、それでは本編にまいりましょう。

前回の復習をしたい、勤勉なあなた。
→バックナンバーはこちらからどうぞ!
http://www.maruei-art.co.jp/k-house/backnumber.html



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第5章 キッチン 。・。・。・。・。・。・。・。

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第27話「汗と涙の結晶と呼んでね、のキッチン」


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やはり、見た目も美しいのがいい

視覚的な観点からキッチンを考えてみます。

キッチンはとかく機能重視で、それはそれでいいのですが、やはり、機能が追求される
場所だからこそ、美しさを求めたい。

最初から、白いタイルはイメージとしてあり、これは「ヨーロッパの田舎家のイメージ」
ともつながっていました。

けれどやはり迷いはありました。

白いタイルといっても、私が欲しいのは、二センチくらいの小さなタイル。
「当然、目地が汚れるのでは?」という不安があったのです。

そこで、いくつかのメーカーを調べてみました。
すると、「汚れのつきにくい目地」があるのを発見、タイル採用に踏み切りました。

丸山さんにご相談すると、

「そうは言ってもですね山口さん、汚れることは汚れますよ」
だって。

それでも、私が白タイルにしたのは、どう考えても、この家に、このキッチンに、
ステンレスは似合わないと思ったからでした。

そして、白いタイル、とくれば、シンクは当然、白いホーローでしょう。
ホーローは思ったより、汚れがつきにくく、使い安いです。

そして、白いタイルですが、やはり、ステンレス等にくらべて、お手入れは大変かも
しれません。

おしょうゆなどこぼしたときには、号泣したくなります。

なので、もっとも使うところには、透明のシートを置きました。
見た目はかわらず、使い勝手がぐんとよくなりました(撮影のときなどには、ズルして、
これをはずしています)。


そして木部分の色。
これも、家の他の色と同じ、こげ茶色に塗りました。
白とこげ茶という組み合わせが私の好みでもあったのです。

木部分も白く塗る、

「真っ白なキッチン!」

という案もあったのですが、あまりにもすがすがしく、使い手の性格と合わないので
やめました。


 
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基本的にはオープンにね

シンク下は、オープンです。

棚もありません。

これは「大切なものを見失わない」コンセプトにも通じています。
カフェカーテンで、目隠しをして、ここにダストボックスや、洗剤などを収納しています。

オープンにした理由はもうひとつあります。
それは湿気対策です。
湿度の高い軽井沢。
シンク下といえば、じめじめしがちなところ。
オープンにすれば、その心配はありません。



個室、ただし、抜け道あり

オープンキッチンをお好みの方が多いようです。

私はキッチンは独立しているのが好きで、それは、ときどき、すべての生活臭を
シャットアウトしたくなるからかもしれません。

というわけで、我が家のキッチンは独立型。

引き戸をつけて、小さな個室となるようにしました。

ただし、圧迫感は避けたいので、リビングとつながる小窓をつけました。

娘の存在も大きかったかな。

この窓を開いて置くと、リビングにいる娘と話をしながら作業ができるのです。
それに、ちょうどこの窓からは、外の緑が見えるので、目にもいいかんじ。





また、勝手口もちょっと工夫しました。

ドアを真ん中で分かれるものにしたのです。

窓として使いたいときは、上だけを開くことができるのです。

 


最後に食洗機のことを。

これは最後の最後まで迷いました。
今まで使ったことがなかったし、それで足りていたからです。
けれど、友人の一言が、私に食洗機を買わせたのです。

「これから家を作るって時に、食洗機を入れない人がいるなんで信じられない。
今や主婦が欲しい家電ベストワンになっているものが入っていないキッチンなんて、
まったく魅力がないわ」

ったく、ずばずば言う人がいたものです。

けれど、私は小心者なので「魅力がない」という言葉におびえて購入したのでした。

そして今。
食洗機には足を向けて眠れません。ひれ伏したいほどに感謝しています。


★次号予告
「ホテルみたいなユーティリティ・ルームが欲しい!」

お楽しみに!

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まぐまぐ