軽井沢ハウス物語-バックナンバーVOL_032
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恋愛とエロティシズム・。・。作家:山口路子の「軽井沢ハウス物語」・。・。
・。・。・。イメージは・。・。・。 北フランスの田舎家・。・。・。・。

限られた予算でどこまでこだわれるのか。どこまでできるのか。
何を捨てて何を取るのか。

「お金をかけずに、優雅に暮らす!」ライフスタイルを目指す
山口路子の家づくり&インテリアマガジン。

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軽井沢の片隅にたたずむ、一軒家。
北フランスの田舎家風の外観に魅せられて、あなたが訪ねていらっしゃいました。
ようこそ!

はじめまして。山口路子です。どうぞゆっくりなさっていってくださいね。

完成したばかりのこの家は、「軽井沢に合った家」
を目指してつくられました。
ポイントは2つ。
ひとつは、軽井沢の風土に適合していること。
もうひとつは、「美」的観点から軽井沢の風景に合っていること。

もちろん、さまざまなこだわりもありますから、
あなたが軽井沢とは縁のないところに住んでいたとしても、
家づくりやインテリアに興味があるなら、
きっと楽しんでいただけると思います。

どこまであなたの共感を得られるか、
卒倒しそうなほど不安ではありますが、
勇気を出して、さあ、さっそくご案内をしましょう。

まずは、明るいうちに家の外側をご覧になっていただきましょうか。
陽が落ちると、とたんに冷えますからね。
さあ、こちらです。

…といったかんじで、このマガジンは、あなたに私の家を
ご案内するかんじで進めてまいります。
だめよ、途中で帰るなんて言わないでね。
どうぞよろしく。
☆メールはこちらまで
muse@angel.ne.jp

☆山口路子の公式サイト「ギャラリーカフェ・ミューズ」はこちら
http://www.angel.ne.jp/~muse/


・・。・。・ こんにちは。 山口路子です 。・。・。・


お元気ですか?

世間は、オリンピックでわいているようです。
新聞の一面は、いつも、さわやかな笑顔が。

けれど、我が家には、オリンピックを観る環境がないため、
「結果」を活字と写真で知るという、かなり、冷静な
オリンピックを、はじめて経験しています。

ギリシアに旅行し、アテネを訪れたことがありました。
結婚をした年だったから、もう、あれから8年が経つことになります。


さて、軽井沢はまだまだ賑わって、アウトレットも旧軽銀座も、
人でいっぱいです。

そんな軽井沢からお届けする「軽井沢ハウス物語」、
今日は、サンルームの照明と床についてのお話です。
どうぞ最後までお楽しみくださいね。

前回の復習をしたい、勤勉なあなた。
→バックナンバーはこちらからどうぞ!
http://www.maruei-art.co.jp/k-house/backnumber.html



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第8章  サン・ルーム  。・。・。・。・。・。・。・。

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第32話「サンルームのポイントは照明と床材!」


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キャンドルのような照明が欲しい

いところで、サンルームって、夜は何に使うのでしょうか。
どう考えても、あまり用途がないように思います。
だって、名前からして、「サンルーム」。
太陽が姿を消した後、いったい何が残るというのか。
それは、

です。

いえ、ふざけているのではありません。
闇。
すてきではありませんか。

夏の夜など、夜風を感じながら、お酒を飲むには最適な場所です。

もちろん、外のテラスで飲んでも、それは気持ちがいいものですが、
私の場合は、虫が気になり、お酒に集中できないので、
網戸つきサンルームは、好都合なのです。

と、このような利用方法を考えていたので、
サンルームの照明は、
「うっすらと、ひかえめな、虫が集まらないような」
が、ポイントになりました。

そうね、中世ヨーロッパのお城の廊下にあるような(←あくまでもイメージです)
壁に取り付けられた、キャンドルみたいな、そんな照明がいいわ。


というわけで、17話で書いたように、オールドフレンドで、そんな照明を探したわけです。
ところが、ここでも「予算」の壁が!

キャンドル型のウォールライトは、私たちの予算では、高額なのです。
でもどうしても諦められない私は、いつものように、
「なにか、いい案はないものか」と、
ねばりました。

そして、数々のウォールライトを「ぢっ」と見つめます。
きらびやかな照明に、しだいにくらくらしてきます。
そして、ほんとうに、くらくらっと視界が揺れたとき、
ひらめいたのです。

カバーをとってしまったらどうか!

つまり、こういうことです。
上向きのウオールライトのガラスのカバーをとったら、
シャンデリア球が剥き出しになります。
それって、まるでキャンドルのようでは???

さっそく丸山さんにご相談。

「いけるかもしれませんね!」

「でしょー?」

「それだったら、安い! 予算内ですよ!」

「やったー」

というわけで、キャンドル照明の出来上がり。

 
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素焼きのテラコッタは、照れちゃうの

闘サンルームの床をどうするか、についても、けっこう考えました。

ダイニングから一段下がることだし、ここは、サンダルか何かを用意して、
室外のように使ってもいいかも。
とも思ったからです。
その場合は、テラスとおそろいの石貼りもおしゃれかもしれません。

けれど、やはり、家の中でサンダルを履く部屋があるというのも
いかがなものか。

ということで、「室内」として使用することにしました。


ところで、サンルームに、よく使われているのは、素焼きのテラコッタです。

しかし私は「素焼きのテラコッタ」に意味もなく照れるという
性質を持っているため、かなり抵抗がありました。

だって、

テラコッタ。
素焼き。

なんだかとっても、純粋で、さわやかで、かわいいイメージ。


けれど、ある雑誌で紹介されていた、ヨーロッパの田舎家の写真に「素焼きじゃない
テラコッタみたいな床」
を見つけてからは、素焼きっぽくなければ、テラコッタみたいなのもいいじゃない。
という考えに変わったのです。

そこで、丸山さんにご相談。もちろん、雑誌を持参しています。

「これ、いいでしょう? こういうのにしたいです」

「ああ、山口さん、これは、テラコッタじゃないですよ」

「何ですか?」

「タイルですね、タイル」

「じゃ、タイルにしましょ」

「でもね、タイルは冷たい感じで、硬い感じで、おすすめできないなあ」

「たしかに。冷たそうですね」

「そうですよ。テラコッタにしましょうよ」

「わかりました。そのかわり、素焼きのは嫌です」

「テラコッタは、たいてい素焼きですよ」

「ふーん。それでは、素焼きっぽさをなくすために、上にワックスかなんかを塗りましょう。
てかっている感じが出せれば」

「みなさん、素焼きが好きなんですけれどね」

「私はだめ。照れちゃう」

「よくわかりませんねえ。まあ、とにかく、一番濃い色のがいいんでしょう?
それを入れることにして、最後に、塗装は考えましょう」

ということになり、結局最後に、ワックスを塗って出来上がり。

素焼きだと、コーヒーなんかをこぼすとシミになるけれど、
ワックスが塗ってあれば大丈夫。

使いやすく、なおかつ、あたたかさも感じられる床になりました。




おまけの、フラワーベース

前号で、グリーンを育てるのなんて嫌いだもん、と書いたにもかかわらず、
インターネットで、ひとめぼれしてしまったフラワーベースがあり、
そのフラワーベースを満たすために、グリーンを飾ることになりました。

やはり、愛情不足なのか、アイビーが元気がありません。
だから嫌だったのよね、
と、ぶつぶつ言いながら、お水などを
あげています。


★次号予告
「いよいよ2階をご案内します!」

お楽しみに!

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まぐまぐ